みずほ銀行の歴史を遡ると、その源流に渋沢栄一が設立した日本初の銀行、第一国立銀行にたどり着く。

渋沢栄一
1840-1931


渋沢はこう言う。
「道徳的規範を持たないまま近代資本主義社会になだれ込んだ場合、弱肉強食の世界が現出することを感知し、恐れたがゆえに、事業家の人格的完成を最大の徳目としたのである」佐野真一著『渋沢家三代』(文春文庫)

これに関して朝日新聞の次のような記事がある。
朝日2007.02.16東京夕刊一面
自宅を手放し、失意のまま亡くなった車いすの高齢の女性、無理心中を図った姉弟……。みずほ銀行がからむ案件もいくつもある。「被害者の恨みは絶対に消えません」
消費者の大半は金融の知識がない。「貸すだけ貸して、あとは自己責任、と突き放す。渋沢栄一さんが生きていたら、絶対に認めないはずです」と椎名。
 公的資金の投入や大規模再編で金融界は、経営の健全性を取り戻してきた。だが業績が回復したと思ったら、昨秋、政治献金を再開しようとした。目を向けたのは、人々ではなく、政治だった。江上にいわせれば「ほかにすることあるだろ」である。


みずほ銀行はバブル時代、私たち家族に対し、「家を維持するためには相続税対策をしないと税金で家を失う。そうならないためには借金をした方がいい」、そう言って、名義人の年収の300倍超を提案融資してきたのである。銀行員が「借りなさい」とリスク説明なしに自宅を執拗に訪問してきたのだ。しかも名義人夫婦共通の学生時代の友人の銀行支店長がである。

それがいまや、そのみずほ銀行に自宅を競売にかけられるという矛盾。戦前から半世紀以上私たちの持ち家だった自宅・土地をみずほ銀行は詐欺に近い形で奪おうとしているのです。

みずほ銀行の経営者、頭取、行員、全ての関係者に問いたい。

あなた方のしていることは、「道徳的規範」の欠落ではないのでしょうか?あなた方のような経営者を渋沢翁は一番嫌ったのではなかったでしょうか?私たちは本当に苦しんでいます。この痛みをどれだけ感じようとしたことがあるでしょうか?どれほど他人面をしようとも、この痛みはあなた方一人一人の総体である「みずほ銀行」が与えてきているのです。

年収の320倍を融資しておきながら、何の責任も取らず全て借り手のせいにする。あなた方は私たち家族を誇張でなく殺そうとしているのです。自分のしていることを、自分の大切な人に伝えることが出来ますか?子どもや両親や家族に、私たちの被害を伝えることが出来ますか?