みずほ銀行側の問題点として①銀行からの提案融資、②名義人の年収の300倍超の貸付、③リスク説明の欠如、④融資条件の隠匿などが挙げられます。何より相続税対策として勧誘された融資でしたが、90になる祖母はまだ存命中なのです。そして政府は銀行を税金で救済し、その銀行は大企業への債権を放棄した上で、個人への取立てを強行する。

このまま競売が強行されますと、みずほ銀行の罪は全く問われないまま、私ども3世代の家族は生活基盤を奪われます。自らの責任を完全に棚上げにしたみずほ銀行からの理不尽な取り立てで、両親はストレスによる心臓疾患をわずらい、命の危険もありました。以上のことを「おかしい」と強く感じる私たち家族の気持ちはご理解いただけるでしょうか?

わが家の土地は戦争で財産を失った曽祖父が唯一残してくれた遺産です。それを祖母と亡くなった祖父が、ゼロからここに生活を築き上げ、そして私の父がそれを引き継いで守ってきた場所です。銀行はその土地を守りましょうよ、といってリスクの説明なしに年収の300倍超の融資を提案してきたのです。それも両親の共通の友人であった銀行支店長が勧誘してきたのです。なぜ、それが何十兆円もの税金によって救われ、納税も免除されている銀行に奪われなくてはならないのでしょうか。

私たち家族は、この問題に生命財産がかかっているといっても過言ではございません。前田晃伸社長もバブル期の融資について「銀行にも責任はなかったとは言わない」と国会で答弁しています。私たちにも責任は当然あります。しかし、このまま競売が強行されると銀行の責任0、債務者10とされたまま、家族三世代の生活基盤が破壊されるのは明白です。これは社長の国会答弁とも明白に矛盾するものではないでしょうか?

みずほ銀行には少なくとも説明責任があると思います。しかし、銀行は「バブルだったから仕方ない」としか説明していません。それで半世紀以上ここに住んでいる90歳の祖母が納得すると思いますか?東京大空襲で全てを失い、戦後ゼロからこの土地で生きてきた祖母の人生を、そんな一言でご破算にするつもりでしょうか?